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まずはローテク

2005-03-18-3
Wired News - 戦場や被災地で活躍、携帯通訳機『フレーズレーター』(上)
<http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050316303.html>
(via Sサノ氏)
ユーザーが英語のフレーズ(句)をしゃべるか画面上で選択すると、対象言
語の対応するフレーズのMP3ファイルを探し出してくれる。そして、この
音声ファイルを再生し、後で通訳に聞かせるために相手の返事を録音する。
最近では、米軍による津波被害の救援活動にフレーズレーターが使用され
ている。人道的支援を行なうための音声モジュールには、「家族に行方不
明者がいるのですか?」、「医薬品を用意しています」、「誰かこの水を
検査しましたか?」といった2000種類のフレーズが、ヒンディー語、タイ
語、インドネシア語、シンハラ語で収録されている。
フレーズレーターは、通訳者が慢性的に不足しているなかで状況の改善に
役立っているという。通訳者が戦闘地域に行きたがらない場合も多いと、
サリッチ副社長は説明する。

録音された音声を翻訳するのは後で。この割り切り。なかなか現実的。
マイナー言語だと現場に通訳を連れて行くことが困難だろうし。

ということで、ローテク万歳!

後でバッチ処理すれば済むようなことにリアルタイム処理を求めているこ
とはないだろうか。ちょっと考えさせられた。