ところで、先日取材の際、ある人から質問を受けた。人とのつながりを重視する職種ならば「儀礼」も重要ですね。
「上司に年賀状を出さないと査定に響くか」
結論から言うと、その人の上司によって違うので一概には言えない。
メーカーのようにおおらかな企業は、大分その辺の儀礼は廃れてきてるのが
実情だが、僕自身、年賀状を出さないことを理由に評価を下げた管理職を
評価委員会で見たことがあるのも事実だ。
そういう意味で、某大手生保の目標シートは凄まじい。業務目標、
自己啓発、協調性などいくつかの評価項目に混じって、
「儀礼」という項目があるそうだ。
年賀状からお歳暮まで社交儀礼の有無を評価対象としているらしいのだが・・・
カドケシは2002年に開催された「コクヨデザインアワード」で佳作に最近アイディアをアウトプットする練習に励んでいるので[2004-12-18-2]、
選ばれたアイデアを商品化したもの。10個の小さな立方体を組み合わせる
ことによって、28カ所ものカドを生み出した。生みの親は、当時、TOTOで
プロダクトデザイナーを務めていた神原秀夫氏だ。
[...]
カドケシの原型を決めるのに要した時間はおよそ1分。アイデアを素直に
形にしただけの商品が、発売後1年でミリオンセラーを達成。世界的に
優れたデザインの日用品として、ニューヨーク近代美術館でも紹介された。