わが恩師である松本裕治教授（奈良先端科学技術大学院大学自然言語処理学講座）が日本語形態素解析システムChaSenの開発などでのOSSへの貢献により、2007年度日本OSS貢献者賞を受賞しました！
おめでとうございます！

- 「2007年度日本OSS貢献者賞」の受賞者を選定
http://www.ipa.go.jp/about/press/20071012.html

松本研究室が、フリーソフトとして使いやすい形態素解析システムをリリースし、辞書も含めてメンテナンスをしてきたことが、
自然言語処理研究界隈に多大な影響を与えてきました。
それが「OSSへの貢献」という広い観点からも認められて初期 ChaSen 開発に関わった私としても嬉しい限りです。

この日本OSS貢献者賞ですが、世の中に役に立つものを作ってコツコツメンテするということをポジティブに認める（応用研究者や技術者にとって一番嬉しい）雰囲気作りの推進力として、今後も期待・注目していきます。

ref.
- 2007年度日本OSS貢献者賞、YARV開発者他4氏に決定
http://slashdot.jp/articles/07/10/14/0136220.shtml