普段なら書店で手にも取らないであろう作家の本を「2002 新潮文庫の 100 冊」を参考に選んで意識的に読んでみるキャンペーン[2002-08-24-4]、終了!

吉本ばなな、唯川恵、江國香織は良かったです。新たな発見です。また機会があったら読んでみるかな。基本的に露骨系 (?) は面白くない、というか受けつけない感じ。

- 内田春菊 / あたしのこと憶えてる?
  - 露骨系。豚の話はミステリーで面白い。

- 江國香織 / 神様のボート
  - 救いようのない暗い話かなと思ってたら、そうでもなかった。よかっ
    た、よかった。やっぱ、ちょこまか動き回るより、落ち着いてじっと
    しているべきかな。最後はあっちの世界?

- 斎藤綾子 / 愛より速く
  - 露骨系。がんばって最後まで読んだけど、やっぱねえ。

- 辻仁成 / そこに僕はいた
  - 辻仁成の小説はどれも暗そうで読了する自信がないので、これにして
    みた。小学〜高校時代についてのエッセイ。転校が多いといろいろと
    覚えているものらしい。私はと言えば、小学〜高校時代の記憶はすで
    に愛昧。昨晩見た夢のように。

- 山田詠美 / ぼくは勉強ができない
  - ううむ、といった感じ。さくっと読めるのは良いね。すっかり忘れて
    たけど、山田詠美は昔「ベッドタイムアイズ」を読んだのを思い出し
    た。中味は忘れたけど、いまいちだった。

- 唯川恵 / あなたが欲しい
  - ストーリー展開がテレビドラマっぽくて面白い。よく練れてる感じ。
    よいかも!

- 唯川恵 / 「さよなら」が知ってるたくさんのこと
  - 小説が面白かったのでエッセイも読んでみた。これもよいっす。今回
    のキャンペーンで惟一「ちびポストイット」
    <http://lifehacks.ta2o.net/chibi-postit.html> が活躍したした本。

- 湯本香樹実 / 夏の庭-The Friends
  - 夏の課題図書っぽい良いお話。NHK でドラマ化しそう。と思って調べ
    てみたら映画化されてた。

- 吉本ばなな / キッチン
- 吉本ばなな / とかげ
  - 癒されます。昔、村上春樹をよく読んでいたので違和感無く世界に入っ
    て行けます。今までなんとなく遠ざけてたけど、もったいなかったか
    なと。