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Python (on Jupyter Notebook) で日本地図に県別に色分けすることで何かのデータを可視化したくなったので調べてみました。
japanmap というのがあるみたい。

作者による紹介:

しっかりきれいに色分けできてとても良いです。
手軽すぎて、素晴らしすぎる!

上記ページを参考に、総務省統計局「なるほど統計学園」の都道府県別人口データで色塗りしてみました (japanmap.picture 使用)。
カラーバーの数値の単位は「万人」です。

japanmap-picture-sample

しかし、東京・神奈川・埼玉・大阪・愛知など県境近辺の塗り残しが目立ちます。
目立たないように枠線を白くしたり枠線をなくしたりしたいんだけど、japanmap.picture では線の色指定や枠線なし指定ができないみたい。

japanmap picture

一方、japanmap.pref_map を使うと SVG での出力になり、この場合はデフォルトは枠線なしで、きれいに塗り潰されます。
もちろん SVG だから枠線追加も簡単だし、塗り残し問題がないので、こちらを使っていきたいと思います。

japanmap SVG

ということで、japanmap.pref_map を使った都道府県別の人口マップです。
奥村先生のページを参考にしました(参考:日本地図 - 奥村 晴彦)。

japanmap-pref_map-sample

SVG での出力を cairosvg.svg2png で png に変換したのち、imshow で表示しています。
なお、svg タグに width="1024px" height="1024px" など追加しないと画像が見えないサイズになるので注意されたし。
また、境界線を見えるようにするには path タグの style に "stroke: gray; stroke-width: 0.001" などを追加するとヨシ。

Jupyter Notebook の HTML ファイルを置いておきます。

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