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今日は渋谷区の「タブレットの日」ということで、区立の小中学校でタブレットを使った授業が一般公開されました。
在宅勤務の日だったこともあり、ちょっと早めに昼休みを取って子供の通う小学校での授業を見てきました。
3年生の「総合」の授業で、プログラミングそのものの入門授業がありました。
タブレットで初めてプログラミングをしてみる、という想定です。
文部科学省のサイトにある、プログラミング環境「プログラミン」を使っていました。

programin


「プログラミン」はスクラッチみたいなビジュアルプログラミング環境。
初心者向けとしては、かなり良くできています。

programin

ブラウザで動かしますが、Flash が必須。
(渋谷区のタブレットは Windows タブレットなので良いのですが、うちの iPad ではできないですね。)

programin

命令ブロックを積み上げていって順番に実行していきます。
ループあり。
条件文とサブルーチンはそれらしきものあり。
とはいえ、制限がきつくて、ほんと入門向け。
条件文は、「キーボードが押されたら」「絵と絵がぶつかったら」などの条件が選べるが、それらが満たされない限り先に進めない(else がない)。
サブルーチンは、return がないので goto で戻る感じ。

ちょっと書いてみました。
スペースキーを押したらジャンプしながら前へ進むやつ。
ループ版とサブルーチン版(というか goto 版)。

programin programin

サブルーチン版は公式サイトにアップして公開してみました。

プログラム言語として見ると物足りなさはありますが、それは当たり前のこと。
「命令を並べて絵を動かしてみる」という(LOGO 的なタートルグラフィックみたいな)体験が目的のようなので、その点での完成度はすごく高いと言えます。

小さなお子さんがいらっしゃる方で、「プログラミング教育ってどんな感じなんだろう」と気になる方はちょっといじってみるといいと思います。
雰囲気がわかるかと。

なお、Adobe Flash Player が2020年12月31日でサポート終了ゆえ、Flash使用の「プログラミン」の残り寿命は長くない模様。

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