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API

アマゾンの Product Advertising API を使って、(少なくとも自分にとっては)便利なアフィリエイトサイトを運営している私にとって「さてはて、うちはどうなるのかなあ」と心配なのが下記の案件。


Product Advertising API (PAAPI) のアクセス数(リクエスト数)の制限が始まるというお知らせです。

どう変わるかというと:
  • これまで
    • 全てのユーザが1リクエスト/秒
  • 2019年1月16日から
    • 利用開始から60日間は8,640リクエスト/日
    • PAAPIで得たアフィリURL経由での過去30日の売上0.05$(約5円)ごとに1リクエスト追加
      • MAXは864,000リクエスト/日

今までじゃんじゃん使えていたのが、売上貢献に応じた回数しか使えなくなります。これはこれでAPI提供側としては真っ当な施策だと思います。しかし、現状の私にとってはちょっと困りものです。問題は、売上貢献の集計のベースとなる「PAAPIで得られるアフィリURL」が個別商品ページのURLだけという点です。

私の運営しているキンドル本セール情報サイト「キンセリ」では、個別商品ページではなく、セールページや特集ページへのリンクがメインなので、売上貢献として集計されません。日替わりや新刊やピックアップセールのコーナーでは個別書籍を並べて紹介していて、そこのリンクだけは売上貢献集計リンクになっていますが、それだけでは厳しいです。事実、昨年末に「1月16日から上限減るよ」との連絡がありました。

そんなわけで、この年末年始はリクエスト数の削減も考えていろいろとメンテナンスしていました。例えば、リクエスト数を大量に消費する割に売り上げが極端に少ない「キコタダ」などいくつかのページは更新を停止しました。その他、APIを使った実験的なもの(うまくいけば公開予定だったもの)をやめたりも。

このような整理整頓の結果、リクエスト数はかなり減っているはず。破綻なく1月16日を越えてこの先生きのこるよう頑張りたいと思います。

追記190111: 2019年01月16日に予定されていた「PA-APIの利用ポリシーの変更」ですが、2019年01月23日に延期になったそうです。

追記190222: 変更から1ヶ月、特に問題なし。無事に乗り切れました。よかったー!

追記190402: 新たなサービス開発も考慮して、アクセス数を結構使っていた「マセリ」も終了しました。