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Lifehacking.jp の堀正岳さん(@mehori)による、今の時代における、ネットに向けて(外に向けて)書くことについての本。30分ほどで読み終わるくらいの短めな読み物です。通勤時などにさらりと読めます。ネットのあちこちで聞いたことのある話もあるかもだけど、なるほどと思うことがつまっています。

堀正岳 / ウェブ時代の書き手に必要な「3つの逆転」 ~多様化する「書く」ための戦略~ [Kindle版]

普通に考えたら、「読者を減らす」ことは書き手にとって損だと思いませんか? 有益なコンテンツを「無料で与える」ことも。そんな“常識”とは逆の3つのビックリ提言と、今日から役立つ具体例。Lifehacking.jpの堀正岳が、インディーズ作家へ送るエールです!
目次:
第一の逆転:読者を減らす
第二の逆転:価値あるものを、無料で与える
第三の逆転:ジャンルに向けて書かない
多様化する「書く」ための戦略
無料と有料に差をつける
一度しか書かれないものでも流通させる

ちょっと長いですが興味深い話なので引用。堀さんのニュースレター(メルマガ)を毎回楽しく読んでおりますが、あれもこういう意図だったのですね!? 毎回中身が濃いのでなにごとかと思っていたのですが、自分の中で納得。
このテーマで本を書こうと決めたなら、そのタイトルでまずブログを作成し、記事を定期的に作成して潜在読者を探します。ブログには必ず無料のニュースレターが存在し、ブログ記事だけではなく、多少のプラスアルファのコンテンツを週ごとに読者に向けて提供します。
目安といわれているのは約1万人の購読者です。安定して1万人の購読者が得られるまで話題を提供し続ける、あるいはテーマを調整し続けることで、そのテーマが著書となった場合にどれだけの人が反応するかをあらかじめ知ることができるのです。
また、その1万人は無料のニュースレターを通して集まったあなたの友軍です。その人々はすでにニュースレターを通してあなたがどのようなことに興味をもっていて、どんな言葉を書くのかすでによく理解しており、購読をやめない程度には惹きつけられている人でもあります。
テーマを決定して、ブログ作成・運営、同時に無料ニュースレター(ブログ内容にプラスα)。ニュースレターで集まった1万人の購読者は友軍、ファンである、と。

プラットフォーム非依存の王道ですね。道のりは長いけど。
似たようなジャンルを書いている人のなかに埋没しないこと、自分の偏愛や専門性を武器に読者をゆっくりと育ててゆくこと、そして、あえて価値のあるものを無料で提供し続けることで読者が喜んで買いたくなるようなコンテンツに向けての道のりを作ってゆくこと。これはどれか特定のプラットフォームに依存する話でありません。

公開するということは、今現在だけでなく未来に渡って存在しつづけること。続けることでいつかはきっと浮かび上がります。
どんなニッチであっても、どんな専門であっても、それを人が見つけやすい場所で溢れさせたなら、それを見つける人はきっといるはずです。埋没をおそれずに、人のいる場所に言葉を置き続けること。それがここから学べる1つの教訓なのです。

あと、本文中の逸話により、堀さんの英語名がエディーだと初めて知りました(いまさら)。よく「堀 E. 正岳」と表記されているので、Eはミドルネームなんだろな、と思いつつ記憶の奥底に消えていった疑問が唐突に解決。
(Evernote の E かも、と思ってたのは内緒)
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