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KindleでOZPAさんのこれ読みました。当たり前のことを着々とやってあとは運にまかせる以外はないな、と納得しました。とはいえ、ブログで成功するという観点だと、努力よりもテーマ選定が重要で、そこを誤ると何やってもダメな気がします。2011年に出た本なので若干古く感じることもありますが、基本の話は時代に関係ないですね。あるブロガーの自伝、という目で楽しむのが良いかな。

OZPA / あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方 これだけやれば成功する50の方法 [Kindle版]

ブログ開設から半年で25万PV(ページビュー)を達成した著者によるアクセス数アップ戦略の解説書です。お金をかけたり特別な技術を使ったりするのではなく、「ふつうの人」が人気ブロガーになるために、著者が実行したアクセス数アップ戦略の数々、またブログを始めるうえでの心構えを紹介。「壁に向かって話す代わりに始めたブログ」「更新頻度を目標としてみる」「更新しなければ記事もアクセスも増えない」「あなたのブログをつまらなくする意外な要因」など楽しく読みやすい内容となっています。ブログに興味がある人、ブログを始めたもののアクセス数が伸び悩んでいる人に役立つ情報が満載です!

私と考えが異なるなと思ったのは「ブログは手段か目的か」という話。

私がこの本を総じて最後に申し上げたいのは「ブログは手段であって、目的ではない」ということです。
ブログは、書くこと自体が目的ではありません。記事を創りだしていくことを通じて、その先にある「セルフブランディングの構築」や「人と人とに巻き込まれることで生まれるパワー」を実感しながら続けていくことが、ブログを楽しむ一番の醍醐味です。

ブログは「書くこと自体が目的」であっても良いです。例えば、昔の人が「紙の日記」を書き続けることと同じく、自己フィードバックをメイン目的としても良いわけです。それをブログとして公開したことによってなぜかいろいろと良いことが起こっちゃう「おまけ」を楽しむのも良いと思います。

つまりは、ブログを書くこと自体を目的としない在り方も良いですが、ブログを書くこと自体を目的とするってのも全然ありですよ、ってこと。

そもそも「ブログは、書くこと自体が目的ではありません」という人はブログが長く続かないのでロングスパンのウォッチャーとしては楽しくないんだよね。ここで言う長く続くってのは10年とかそれ以上ね。

例えば10年くらい前のアルファブロガーアワードの受賞ブログのリストを眺めて見ると、ブログを書くことを主目的としていない人のブログはほぼほぼ終了してます。寂しいですねえ。まあ、ブログよりも楽しい、面白い、やりがいのあることがあるわけでうらやましい限りです。