先日、雅叙園に用があったので、ついでに目黒雅叙園の東京都指定有形文化財「百段階段」で開催中の展覧会に行ってみました。



「和のあかり×百段階段」展 〜日本の祭り、12 のあかり〜
https://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/
場所： 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
（東京都目黒区下目黒1-8-1）
料金： 当日券 \1,200/前売券 \1,000/学生\600/小学生以下無料
開催期間： 2015年7月3日（金）〜2015年8月9日（日） 38日間
開催時間：

日曜日〜木曜日 10:00〜18:00(最終入館 17:30)
金曜日・土曜日 10:00〜19:00(最終入館 18:30)
(夜の文化財ガイドツアー)
日曜日〜木曜日 18:00〜19:00(見学) その後食事
金曜日・土曜日 18:30〜19:30(見学) その後食事

概要：

昭和初期を代表する日本画家たちの絵に囲まれた色彩空間を舞台に「全国の祭りのあかり」「和紙のあかり」「草木のあかり」「夏のあかり」など、日本人が愛してきた12のあかりを灯す「和のイルミネーション」。
3.5ｍの天井高いっぱいに展示される“青森ねぶた”や、“葛飾北斎”の浮世絵を和紙の行燈に仕上げるインスタレーション、
500個の“江戸風鈴”のライトアップ、部屋いっぱいに飾られる可愛らしい“金魚ちょうちん”、
優しいあかりに照らされる“草木のあかり”、江戸職人の作る“江戸切子”“かんざし”“漆”“組子”など
“いつまでも見ていられる心安らぐ和紙のあかり”が文化財を優しく照らします。

写真撮影OK（フラッシュや三脚はダメ）ということで PowerShot G3X で何枚か撮って来ましたのでどうぞ。

昔の温泉旅館のような古くて趣のある建物。100段の階段の途中途中にある各部屋のもともとの装飾も今回の展示の「あかり」も見事で見ていて楽しいです。閉館1時間前に入ったのですが、行き（登り）は興奮して写真を撮りながら、人の減った帰り（下り）はじっくりと鑑賞できました。

階段

 
十畝の間（じっぽのま）：葛飾北斎のあかり 〜葛飾北斎の「浮世絵あかり行燈」

 
魚樵の間（ぎょしょうのま）：祭りのあかり　〜青森県・青森市「青森ねぶた祭」

 
草丘の間（そうきゅうのま）：夏のあかり　〜江戸風鈴とアートの竹林

 
静水の間（せいすいのま）：暗闇に浮かぶ月のあかり　〜アートの月が見せる暗闇のあかり　美術家 中里繪魯洲の世界


 
星光の間（せいこうのま）：草木のあかり　〜造形作家 川村忠晴の世界


清方の間（きよかたのま）：和紙のあかり　〜岐阜県・美濃市「美濃和紙あかりアート展」


頂上の間（ちょうじょうのま）：提灯のあかり 〜山口県・柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」


(photos by Canon PowerShot G3X PSG3X)