概要：機内モードにすると二倍の早さで充電できるとのことだが、測定したところ変わらなかった。デマの可能性が非常に高い。（追記: と思ったがそうでもないか。）

ネタ元はこの記事。
 
- ねぇこれ知ってる？ iPhoneの裏技集 | roomie（ルーミー）
http://www.roomie.jp/2014/02/142663/

「飛行機モードにして充電器に接続すると、二倍の早さで充電できる裏技」として紹介されている。記事中の「飛行機モード」は日本語版iPhoneでは「機内モード」のこと。
 
実験内容：
- バッテリーは48%-55%あたりで測定。
- 電波は4Gアンテナフル。
- 機内モードオンのときオフのときそれぞれ1ポイント上がるのに何秒かかるかiPhoneのストップウォッチで2回ずつ測定。
- その結果、どちらのときも1ポイント上昇するのに約60秒かかった。
 
結論：
- 機内モードのオン/オフにかかわらず充電の速さはほぼ同じ。少なくとも、倍違うということはない。
- たぶん、機内モードにせずにネットアクセスが多いアプリを使いながら充電すると時間がかかるというだけの話かと。

追記: 同じようにタイマーで測定したら明確な差があったという報告を何件か見かけました。むしろ節電設定をどれだけやっているかの違いなのかも。私の節電設定はこちらの記事にまとめました。
→iPhone (iOS7) の主な節電設定と最近知った操作・機能[2014-02-27-2]