古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
2014年1月2日放送の「大人のピタゴラスイッチ デジむず」で登場していた「ピンスクリーン」。
気になったので調べてみました。
買うまでは至らなかったけどね。
メモを共有しておきます。

手軽に買えるピンスクリーン


あんな物もこんな物もクッキリ形が残っちゃう♪【ピンプレッション M】


ピン(針金)が奏でる芸術! 3Dピンアート


やさしい解説


- 名古屋市科学館 | 科学館を利用する | 展示ガイド | キーワード検索 | 「ひ」ではじまるキーワード |キーワード【ピンスクリーン】 | うきでるかたち
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/cgi-bin/visit/exhibition_guide/exhibit.cgi?id=S206&key=%E3%81%B2&keyword=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3
科学館での展示の説明。分かりやすい解説あり。
 この展示の基本的なアイディアは「ピンスクリーン」といいます。ピンスクリーンは、ロシア生まれの映像作家、アレクサンドル・アレクセイエフが1930年代に発明したアニメーション作成のための道具でした。この展示ではボールを使っていますが、ピンスクリーンは、文字どおり虫ピンのような細いピンが無数に使われ、それが白いスクリーン上に垂直に刺さっているようになっています。[...]
 アレクセイエフたちは、ピンスクリーン上に絵を描きそれをコマ撮りすることでアニメーションを作りました。ピンスクリーンに描かれる絵には独特の雰囲気があるのですが、基本的にはモノクロの絵しか描けないことやその取り扱いに大変手間がかかるので、使っている作家は多くないようです。

- ピンスクリーン3次元立体製品情報子供用遊具の加賀アミューズメント
http://www.kga.co.jp/product/child/pin_screen.php
両面にびっしりとピンが差し込まれたスクリーンに手やモノを押すと、反対側に押し込んだモノと同じ形がくっきりと浮かび上がります。
大きなピンスクリーンを扱っている会社。
利用状況写真や動画あり。

アレクサンドル・アレクセイエフ関連


ピンスクリーンはアレクサンドル・アレクセイエフの考案によるもの。

- ピンスクリーン
http://homepage1.nifty.com/gon2/alex/pinscreen.html
(アレクセイエフによるピンスクリーンに関する文章)

- アレクサンドル・アレクセイエフ作品集 -New Animation Animation-
http://www.geneonuniversal.jp/anime/NAA/contents/hp0012/index00120000.html
ピンスクリーンは、白い板に黒いピンをびっしり立てたもの。板面に斜めにライトをあてることにより、ピンの影が白黒の絵を作りだす。ピンの高低とライトを操作することで影のようにあいまいなハーフトーンの輪郭の絵を生み出し、従来の切り絵やイラストによるアニメーションではなしえなかった、幻想的なメタモルフォースを映像化することが可能となった。木版や銅版など版画の知識をもとに、独自の表現で自分のイラストを音楽にシンクロして動かすことに固執したアレクセイエフの執念がこの技法を生み出したといえる。

動画



ピンスクリーンって遊びの動画です。
簡単な作りの遊び道具ですが、見てると楽しいです。
遊んでる。楽しそう!


This abstract yet compelling philosophical tale uses the Alexeieff-Parker pinscreen as a metaphor for the particles that make up the universe.
「Here and the Great Elsewhere」という映像のメイキング。ピンスクリーンアニメの技法がちらりと分かる。


アレクサンドル・アレクセイエフによるピンスクリーン作品。禿山の一夜。