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東京ミッドタウン内のオフィスで働いている人向けの「防災ツアー」という企画があったので、就業時間後に参加してきました。

内容は防災への取り組みの説明と、防災センター、中水処理施設(排水再利用)、コージェネレーションシステム(自家発電)、アクティブマスダンパー(振り子@44F)、屋上ヘリポートの見学。実際の設備を見たあとだと、次にまた大きな災害があっても少し心に余裕が持てそうです(災害は無いに越したことはないのですが)。なるほど納得なツアーでした。東京ミッドタウンで働いている人はぜひ一度参加してみて!

以下、メモ:

タワーは311の3倍でも大丈夫な設計。南関東大地震(想定)でも平気。

7階くらいごとに建物診断システム。揺れに関する情報収集。311では中層階がよく揺れた(加速度)。

屋上ヘリポート。ホバリング専用。レスキュー用。実際は活躍する機会は少ないだろうとのこと(基本は下から)。

アクティブマスダンパー。50トン。対角線上に2つ設置。

中水処理施設。厨房、パントリー、トイレ洗面の排水をトイレ洗浄に用いる。上水、下水、中水。

コージェネレーションシステム。ガスで電気と熱を作り出すシステム。都市ガス。

非常用発電システム。重油。20万リットル備蓄。72時間もつ計算。

防災センター。小規模だけど「災害対策本部」みたい。電気使用量、エレベーター、ブラインドの監視も。