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「バーター」は「交換」なのか「抱き合わせ」なのか。

どちらも基本的には同じ意味なんだけど、ぱっと見の印象が変わってくる。

- Wikipedia:バーター

バーターのそもそもの意味は物々交換(barter)。物・サービス・人材などを条件に基づいて交換する。バーター取引のバーター。「これあげるからあれくれ」「これについてはこちらで何とかするから代わりにあれをよろしく頼む」みたいなやつ。

また、バーターには芸能界の業界用語で「抱き合わせ出演」の意味もある。これは、「有名タレントを出演させる」というイベント・映画・テレビ番組側のメリットと、「売り出し中タレントや不人気タレントも一緒に出演させる」という事務所側のメリットの交換で、まさにバーター取引。

しかしこちらに関しては「束(たば)」を逆に読んで業界用語っぽく「バーター」としたという、いかにも「後付け」な説もある。てなわけで、下記の記事を読んで一瞬混乱したので整理して記事化した次第。

- オスカーは反面教師!? 局から“好まれるバーター”“嫌われるバーター”とは(サイゾーウーマン)
http://news.livedoor.com/article/detail/6693505/
武井咲と剛力彩芽が繰り広げる“ゴリ押し”出演で、一般的にも“バーター”という言葉が浸透して久しい。バーターとは「タレントを束で出演させる」の「束」を逆読みした業界用語。芸能事務所が、所属の人気タレントを番組に出演させる際、格下の芸能人と組ませることを指している。