三角形の外角を求める外角定理のことを「スリッパの法則」と呼ぶことがあるようです。
外角定理とは「三角形において2つの内角の和は隣り合わない1つの外角と等しい事を示す定理」(Wikipedia:外角定理)です。

つまり、下の図で言えば∠Cの外角は∠A+∠Bであるということ。
三角形の内角の和は180度ということから自然に導かれる定理ですね。



この図がスリッパみたいに見えるから「スリッパの法則」と呼ばれているのかと（もともとの出どころまでは分かりませんでした）。

参考：

• スリッパの法則 (ピードとパパのブログ)
  http://ameblo.jp/pido1009/entry-11259186706.html

この「スリッパの法則」ですが、ウェブで検索すると書籍「スリッパの法則」[2007-07-16-1]関連のページばかりがマッチして、正しい情報にたどりつくのが難しくなっています。

■藤野英人 / スリッパの法則 - プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方


ネタフルの記事でも当初は間違えて書籍関連の記述になっていましたし。

• 【セクシー素数】数学嫌いでも興味を持たずにはいられない数学用語ってナニ！？【次元の呪い】 (ネタフル)
  http://netafull.net/neta2012/040597.html

そんなこともあり、少しでもウェブ検索の精度向上に寄与できればとこの記事を書いた次第です。