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あるメディア(フォーマット)の代替品について語るときは、その時点で圧倒的に使われている方を(も)利用するのが当たり前ですね。というかそれを選択しないのはありえないですしね。

- 電子書籍を語るには「紙」で出版するのが向いているという事実 (ガジェットダイスケ.com)
http://gajetdaisuke.com/archives/10806_072216.php
今年に入って7月末までに発売されただけでも「電子書籍」と銘打った紙の書籍がこんなにもあることが驚きです。中には電子書籍として配布されてるものもあるようですけどね。恐らく内容的には電子書籍を肯定的にとらえたものが大半かと思います。それでもやはり紙で出版されるということです。今のところ当り前で仕方のない現実かもしれませんが、それにしても興味深い。

数年前テレビ放送で流される地デジの話を見るテレビの多くがアナログだったけど、そういう地デジ話を地デジオンリーで放送しても仕方がないからね。
電子書籍についても同じで、現時点ではあまり知らない人・使ってない人向けに語る要素が多いので、電子書籍だけで出すのは意味ないのかも。
まあ、そういう現実。

何年後か何十年後かに世の中の「書籍」のほぼすべてが電子書籍になったら別だけど。
そうなると「電子書籍の終焉」「書籍ではない次のフォーマット」なんかが語れるんだろうけど、それってメインのメディアは電子書籍になるよなあ。

佐々木俊尚 / 電子書籍の衝撃

(ref. [2010-04-19-3])

私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~