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人気ブロガーであるココロ社(id:kokorosha)さんの新著。
前作、「クビにならない日本語[2009-07-12-3]では言葉遣いを中心に会社でつつがなく過ごすためのテクニックを解説していましたが、今回はもっと深く、本質的な心構えまで切り込んでいます。

さあさあ、みなさん。
会社でつつがなく心身すり減らさずに生きていくための心構えを学びましょう!

ココロ社 / 超★ライフハック聖典 〜 迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル

"新しい"仕事術の本を読んでは放り投げ、そしてまた良さそうな本が出たぞとばかり、別の"新しい"仕事術の本を読み......、この繰り返しをあなたは望んでいるのでしょうか? もし心のどこかで、これはひょっとしたら時間の無駄? と感じられてしまった方は、ぜひ本書をお読みください。仕事、そしてプライベートを問わず、人生に必要な言葉は「二十六文字」ですむのです。あとは十分に贅沢な逸脱、蛇足を、心ゆくまでお楽しみください。
本当に役に立つ、最低限の「人生のコツ」がいま明かされる!贅沢にも蛇足に彩られた珠玉の正論奇論がこの現世に放たれる!「二十一世紀型の処世術」をあますところなく開陳する人類最終形☆お楽しみ自己啓発バイブル、ここに満を持して登場。慇懃にして大胆、超★ライフハック研究家・ココロ社、この人を見よ。

三つのことわざですべてのライフハックはことたりる、という話が一番キャッチーですね。

(1) 「情けは人のためらならず」→守らないと死んでしまう道徳。
- 意味「人に情けをかけておくと、それは自分に巡ってくる」
- いわゆる「give and take」
- 仕事に応用「機械化された情けを、最大限の効果が見られるタイミングで明示しておくことで、常に相手に貸しを作った状態にし、断続的な恩返しを受けるよるにしよう。そうすれば、かけた労力の何倍ものリターンがある」
- 逆「恩知らず」

(2) 「人のふり見てわがふり直せ」→相対的に自分を把握する判断力。
- 自分のスペックを認識する。
- マイルドな表現「スペック」→「個性」

(3) 「善は急げ」→スピードを上げて取り組むための行動力。
- 真の意味「善悪の判断はじっくり行い、行動そのものは急げ」

あとときどきコラム的に挿入される「どんなものでもライフハック風に書ける」というネタがジャブのように効いてきます。
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