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齋藤孝の古典解説シリーズです。

齋藤孝 / 筋を通せば道は開ける

筋を通し、合理的に生きる人は強い。目先の利益に囚われず、易きに流れることもなく、大所高所から最も全体の利益が大きい選択を行う。この習慣の積み重ねが、周りの人からの確かな信頼、仕事における確かな成果、そして悔いのない人生をもたらす。そんな生き方を体現したのが、「アメリカ資本主義の育ての親」であり、実業家、政治家、科学者のフランクリンだ。手帳を活用して「徳」を身につける、相手を論破せず主張を通す、企画を立てる際はまず全体像を見通す…。彼の習慣は誰でも実践できる。

ベンジャミン・フランクリンを取り上げています。ベースは全ての自己啓発書の原典の一つといっても過言ではない「フランクリン自伝」[2004-01-29-3]

フランクリンプランナーのベースとなってる有名な「十三徳」[2005-01-11-1]を含め、重要ポイントをしっかり取り上げてコメントしてあり、フランクリン自伝を読んだことがある人には復習書、これから読む人にはガイドブックとして良いんじゃないかなと思います。

で、「フランクリン自伝」は絶対岩波文庫版がオススメです。
なにはともあれこれを買うべし。
ブックオフ(古本屋)で高い頻度で売ってるし。

フランクリン自伝


ちょっと前に出た中公クラシックス版[2005-02-03-2]は、「富に至る道」が収録されていないのが残念。

渡辺利雄(訳) / フランクリン自伝 / 中公クラシックス


こちらの本には「富に至る道」が収録されてるそうだけど、十三徳の話は別の本にあるみたい。

若き商人への手紙


まあ、なにはともあれ一冊で必要十分な岩波版をぜひ。
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