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出版社より献本いただきました。ありがとうございます!

白取春彦 / 超訳 ニーチェの言葉


ニーチェの著作から「おおお!」と思う言葉を集めた箴言集ですね。ざっくり言うとベスト盤です。もちろんそれぞれの言葉の深い背景はちゃんと原本をあたらなければ分からないと思いますが、これはこれで面白いです。いろいろと刺さります。

一つの言葉とその解説が1ページに収まっているフォーマット。
こんな感じで、読みやすいです。
あれどこだっけ、と探すのも楽。
本

いくつかピックアップ:
- 一日の終わりに反省しない(疲れてるときに反省しちゃだめ!)
- 「〜のために」と考えながら行うのをやめる(考えずにできるのが本質)
- ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう(実践中!)
- 人を喜ばせると自分も喜べる
- 所有欲に征服されるな(指輪物語とかだなー)
- 切れ者でありながら鈍くさくあれ
- 愛と尊敬は同時にはもらえない
- 物事の完成まで待つ忍耐を持つ

ニーチェの言葉と言えば齋藤孝著「座右のニーチェ[2008-07-01-4]を思い起こします。今回読んだ「超訳 ニーチェの言葉」は「座右のニーチェ」とは、(私にとっての)ピンとくるポイントが異なっているのが面白かったです。選ばれている言葉が違うのか、ここ数年で私の興味が変わったのか。なんなんでしょうねー。