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あたりまえで言い古されてる話をつらつらと。

『研究者にしろ開発者にしろなにかしらの「モノ」を作っている人は、自分の研究・仕事が何人に影響を与えられるかを考える必要がある』という話はまったくもってその通りだけど、「影響」という言葉を狭くとらえると絶望的になっちゃう可能性がある。特に基礎的な分野に携わっている人は。

インパクトは伝播していくわけだから自分の研究・仕事が「直接」何人に影響を与えるかにこだわりすぎなくてもいいと思う。ただ、どう伝播するのかは考えた方が良い。

伝播するのが「今」じゃなくて遠い「未来」であるということも考えられる。例えば、現段階では実世界ではまったく役にたちそうもないけど、すごく面白いような基礎分野なんかは「科学に興味を持ってもらえる」など未来の研究者獲得を考えるとか。