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本棚の奥に隠れていたのを見つけたので一気読み。
OL進化論の4コマを素材にクリティカルシンキングを解説した本です。

道田泰司, 宮元博章, 秋月りす/ クリティカル進化(シンカー)論 - 「OL進化論」で学ぶ思考の技法


Amazonの商品説明より:
話題となっている「クリティカルシンキング」を漫画『OL進化論』を例にわかりやすく解説した本。タイトルは読者の思考を「クリティカルに進化させて、クリティカルシンカーになろう」という意図からつけられている。
[...]
『OL進化論』のユーモアの核心は、我々人間の思考の誤りや短絡的思考にあることが多いため、クリティカルシンキングを学ぶためには格好の題材なのだ。漫画では、気まぐれだと思われていたOLの喜怒哀楽が実は株価と連動していたケースや、社内の仲良しグループがみんなドジだからといって「うちの会社そーゆーの集めてんのかな」と推論するケースが登場する。それに対し、本書では共変関係に着目する方法、「四分割表」を使って考える方法など、クリティカルシンキングの基礎となる思考法が紹介される。

クリティカルシンキングが流行っていた1999年の本なので、「OL進化論」ネタもそのころまでのもの。
ケータイやインターネットとは無縁の世界で、なんというか20世紀だなあ、と感じました。
とはいえ、そこは本質ではなく、時代を越えて、世紀を越えて、すんなり入ってくる分かりやすい本です。

著者の宮元、道田両氏は、心理学者による下記のクリティカルシンキング本の訳者でもあります。
クリティカルシンキング・入門篇

クリティカルシンキング・実践篇

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