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オトバンクさん経由で献本頂きました。
ありがとうございます。

ヨシナガ / ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする


漫画家、作家、ミュージシャンなどのクリエイティブな仕事を副業としている人たちへのインタビュー集。

インタビュアーは「僕の見た秩序。」(http://www.dfnt.net/)のヨシナガさん。
「僕の見た秩序。」(通称「僕秩」)は誤解を恐れずに紹介すると、古き良きテキストサイトのテイストを引き継いでいるブログ、ですね。

§

副業するならこういった「夢だった仕事」をやるのが楽しいし良いんじゃない?というのがこの本全体のメッセージですね。

私の場合は、と考えてみると……ブログかな?
ともかく、クリエイティブかどうか、また仕事なのかどうか分からないけど、ブログを書きつづけるってのも同じような楽しさや苦労があると感じました。
なんだかんだ言ってモノカキですからね。
ライターですね。
そういえばライターとブロガーの違いは何か?という話題がありました(http://www.geekpage.jp/blog/?id=2009/8/21/1)。
私の見解はこれ:
読者が一人じゃなりたたないのがライター、一人でも読者がいれば書くのがブロガー。一人ってのは自分自身を含む。

§

まあそれは置いといて、と。
インタビューの中でなるほどと思ったのはやはり「続ける」というテーマ。

田中圭一さんへのインタビューより(p.44):
田中 私が今、一応信条にしているのが、定年までサラリーマンをしようと。マンガ家も。両方兼業で。[...]
 だいたい兼業の人って、途中でどっちか降りちゃう人が多いでしょう。マンガ家に限らず。小椋圭さん(シンガーソングライター)とかも途中で銀行辞めちゃったし、しりあがり寿さんも会社辞めちゃってるし。だから、なんとか後からやろうと思ってる人たちにとって、できれば自分は、“最後までやめなかった人”になろうと。

ケツメイシの RYO さんへのインタビューより(p.212):
RYO [...]僕らの周りにも、10年くらい前にクラブとかでよく一緒になってやってたヤツがいっぱいいたんですよ。それが就職とか、大学出たり結婚したりして、子供が生まれたりしてやめて。結局、続けた人だけ残ったんですよ。
[...]やめなかったから、残ったのかもしれないし。音楽でこれから勝負したいっていう人へのメッセージは、ホントに、「残るまで続けるしかない」でしょ。

やめずに続けることで残ることできる。
残りさえすれば一人勝ちみたいなもの。
私もブログを14年くらい続けているけど、ウェブ日記時代から今だに続けているブロガーってほんの一握り。
続けてるってだけなんだけど、「すごい!」「ベテラン!」と思われちゃいがちでお得。

というわけで、続けることは大切ですねえ。
ハイブリッドでもなんでもいいから続けるが勝ち。
継続は力なり!

ref.
- [を] ゆかいな誤変換。[2006-11-26-5]
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