黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
2009-07-15-2
[BookReview][Money]
プライベートバンカーなるものが、インターネット等の海外アクセス手段の手軽化で斜陽になっているという象徴的で印象的なエピソードでスタート。
そんな海外投資についての本です。
■橘玲 / 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
「臆病者のための株入門」(文春新書)の続編という位置づけだそうです。この本が出てから起こった昨年後半の経済ショックでいろいろと状況が変わっているかもだけど、基本的なことは変わらず。ミセスワタナベの話が面白かったけど、今はどうしているのかなあ、彼女達は……。
以下、抜き書き:
ジム・ロジャーズの言葉(p.68):
ナラヤナ・ムルティの言葉(p.82):
リスクと人生と市場について(p.264):
そんな海外投資についての本です。
■橘玲 / 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
「臆病者のための株入門」(文春新書)の続編という位置づけだそうです。この本が出てから起こった昨年後半の経済ショックでいろいろと状況が変わっているかもだけど、基本的なことは変わらず。ミセスワタナベの話が面白かったけど、今はどうしているのかなあ、彼女達は……。
以下、抜き書き:
ジム・ロジャーズの言葉(p.68):
人生は短い。遠くまで行って世界を見よう
ナラヤナ・ムルティの言葉(p.82):
イズム(主義)だけれは世界は変わらない。レトリックは富を生まない。富を創れず、それを分配できない者が、世界を救うことなどできはしない
リスクと人生と市場について(p.264):
リスクに対して無防備だと、災厄に巻き込まれたときになす術がない。逆にリスクにあまり過敏だと、結果的に多くのものを失うことになる。
人生のよろこびの多くは、金銭では購えないものである。それと同時に、人生における経済的な問題は、経済合理的に考え行動することでしか解決しない。市場はあなたの思想信条にはなんの興味もなく、資本を有効に活用できる参加者にもっとも多くの富を分配するシステムである。この単純な真理を、私たちはおうおうにして忘れてしまう。
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