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「Wire Free Gadgets Network」ブロガーミーティング
(AMNイベント)に行ってきました。

WFGN

NTTコミュニケーションズの社内ベンチャー的なプロジェクトの
お話です。場所は汐留。

「Wire Free Gadgets Network」 ブロガーミーティング
日時: 9月29日(月) 19時30分〜
場所: NTTコミュニケーションズ株式会社 会議室
汐留ビルディング 11F (東京都港区海岸1-2-20)
参加費用: 無料(軽食付き)

- 「Wire Free Gadgets Networkブロガーミーティング」に
  ご参加頂き、ありがとうございました。(Agile Media Network)
  http://agilemedia.jp/blog/2008/09/wire_free_gadgets_network.html

会場に到着すると、
テーブルにはガジェットがたくさん。
gadgets
(夢の国の使者もいたので問題にならないように塗りつぶしました)

お、「コレジャナイロボ[2005-01-16-3]みたいなカメラが。
gadgets
「お誕生日おめでとう。お前の欲しがっていたデジカメだぞ。」
「…。ち、ちがう!コレジャナイ!」
トラウマになりそうかも(笑)。
ということで、コレジャナイカメラと名付けます。
その正体は後ほど。
って、けっこう楽しいよ、これ。

Wire Free Gadgets Network (WFGN) の立ち位置


まず、経緯についての話から。
WFGN

NTTコミュニケーションズは、 HOT SPOT、OCN、goo、ひかりTVなど、
インフラを提供してたりします。いろいろなメディア、サービス、
端末が登場し、ユーザに広がっている中、
そういうのをつなげる新しいサービスを展開したい!
まあ、そんなわけで、社内公募されたプロジェクトの一つが
この WFGN なのです。

まだプロトタイプだし、
今後どうサービスに展開していくか(いけるか)は
分からないところもあるんだけど、
とりいそぎガジェット好きな人たちの意見を聞いてみたい!
ということで、このイベントを開催し、ちらっと公開!

そういう経緯なのです、WFGN。

WFGN のコンセプト


ここから WFGN のコンセプトについてのプレゼンです。
発表資料がアップされていますので、
興味のある方はどうぞー。

- WFGN: WireFreeGadgetsNetwork ブロガーミーティング終了
  http://blog.mikaka.asia/2008/09/ltobject_widthq.html

ここには大雑把なまとめメモを置いておきます。
WFGN
- プロジェクトの原点は Eye-Fi
- 1 Click から 0 Click へ (by id:otsune)
- どこでも Wi-fi を!
- ワイヤレス環境はこれからどーんと来る!これはチャンス!
- PUC の時代。
- ネットにつながる非PC端末。
- なんでもつながるネットワークとネットにつながるガジェット。
- 共栄共存(一社による囲い込みではなく)。
- オープン!オープン!
- だれでもどこでも(ネットにくわしくない人でも)
  ネットと端末の連携ができる仕組みを提供。
- NTTコミュニケーションズ自体はガジェットは作らないので、
  ネットを端末を仲介するサービスを!

「ということで、やってみました」
ってなわけで、
このプロジェクトでやったことまとめ:

(1) サービス(Switch)
(2) デジカメ(ネットガジェットのデモ用サンプルとして)
WFGN

このデジカメ、
冒頭で思わずコレジャナイカメラと名付けてしまいましたが、
こういうガジェットを作るのは楽しそうだよなあ。
Linux ベースの Wi-fi デジカメです。ミニマムです。
撮ったらすぐにネットで送られます。
モジュールがバラ売りされてるみたいで、
制作の敷居が低くなっているそう。

デモ


会場でデモ。参加者も実際にやってみたり。
デモ

撮った写真を送る。送る先(チャネル)を選べる。
撮ると Wi-fi で自動でチャネルに送られる。
そして、そのチャネルを読むように設定していた
Chumby や mylo にリアルタイムに近い感じで表示される。
友達のチャネルに送ることもできる。
同じチャネルに複数のユーザが送ることもできる。
秘密チャネルもあり。
チャネルへのINとチャネルからのOUTが自由に選べる。

結婚式でみんなが撮った写真がどんどん流れる、
旅行先から家族が撮った写真がどんどん流れる、
みたいな使い方が楽しめるかも。

技術的な話


ポイントは…
- リアルタイム性
- スケーラビリティ
- 発信(トル)・閲覧(クル)のIFがオープン
- コアのチャネルのキューとか

こんな感じの構成です:
構成

その後


ネットとガジェットがちょっと先の未来でどういう風に
応用できるかについてディスカッションしたのち、
懇親会で軽く飲み食いでした(ノンアルコール)。
AMN

おわりに


そんな感じで、
いつでもどこでも情報の受発信ができ、
ガジェット同士がネットを介して手軽に情報のやり取りができる
という世界を WFGN で垣間みることができました。
今後どうなるか、
サービス化されるのか、
他の何かに組み込まれるのか、
コンセプトだけで終わってしまうのか、
といったあたりは未知数ですが、
より楽しい未来に向けて期待しております!
ありがとうございました。

関連リンク


- 「Wire Free Gadgets Networkブロガーミーティング」にご参加頂き、
  ありがとうございます
  http://agilemedia.jp/blog/2008/09/wire_free_gadgets_network.html
- コンセプトを伝える難しさ:
  WireFree Gadgets Network (いい感じ)
  http://kwmr.blogzine.jp/kanji/2008/10/wfgnwirefreegad_6fa4.html
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