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パンダ通

2008-01-06-3 [BookReview]
パンダがブーム[2007-07-29-2]なのかどうだか実感はないのですが、
ちょっと前にこんな新書が出ていたので読んでみました。

黒柳徹子、岩合光昭 / パンダ通


二人のエッセイと対談。
巻頭のカラー写真も良いし、途中の白黒写真も良い。
そもそもは白黒だからカラー写真じゃなくても良いのかも。
あと、黒柳徹子のパンダファンっぷりは年季がはいっててすごい。
半世紀近いよなあ。
日本にパンダが来るずっと前からだもんな。

以下、本書よりパンダトリビアをいくつか:
- 飛鳥時代にパンダが日本へ、という記述がイギリスの文献にあるらしいが、
  実際に日本に渡った形跡はみられない。
- パンダの語源はカンガルーと同様に「あれは何だ?」に対する
  現地の人の答えかも、と。
  ニガリャポニヤ→リャパンヤ→パンダ、という説あり。
- パンダのオスメスの判別は専門家でも難しい。
- パンダの赤ちゃんは小さい。人間がパンダの大きさだとすると、
  赤ちゃんは角砂糖ぐらいのサイズ。(ref. これは何の動物?)
- 世界自然保護基金のシンボルマークのパンダの絵は、
  南極探検のロバート・スコットの息子ピーター・スコットによるもの。