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村井哲之 / コピー用紙の裏は使うな! - コスト削減の真実


コスト削減の専門家による、会社ぐるみの節約の本。
タイトルの「コピー用紙の裏は使うな」は間違ったコスト削減の象徴的な例として取り上げられています。

使うべきではない理由は、(1)セキュリティ、(2)コピー機故障、(3)混乱を招く、などなど他にもいろいろ。

1のセキュリティについては、タイムリーなことに最近こんなニュースがありました:
「東京新聞:個人情報書かれたリスト、メモ用紙に利用 杉並の図書館」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070720/CK2007072002034016.html
杉並区は十九日、区立南荻窪図書館(南荻窪一)で、利用者四人分の名前と年齢、電話番号が書かれていた予約本リストの裏紙を、誤って来館者用のメモ用紙に再利用し、利用者の個人情報を漏えいしたと発表した。

3の「混乱を招く」については、
「君はこの前指示したこのFAXをまだ処理していないのか!」と大声を張り上げている営業部長に、「部長、表裏が逆です。とっくに処理済みですよ」と答えているメンバーの姿や、逆に、机の上にたまたま表裏が逆になった状態で書類を置かれ、「何だ、この前処理したやつじゃないか!」ということでゴミ箱にポイした後にお客様からの未処理のFAXと気づき、「間違えて置いたのは誰じゃー」とぶつぶつ言いながらゴミ箱をあさっているメンバーの姿も。 (p.17)
という例が。ありがちですねえ。
ときどき裏紙を一人ブレスト用に使うことがありますが、その場合はペンで表にでっかい×を書いてから使っています。
まあたいていはノートを使いますけどね。

その他、雑多メモ:
- 「未来工業」の話がまた出てきた! ref. [2007-07-16-1]
- 一説には、万引きの四割が社員。
- 日本で一番天然ガスを輸入しているのは電力会社。
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