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とあるきっかけで思い出した。
2003年12月ごろ、武蔵中原駅の王将での話。
なんか声のでかいうるさいおやじが(自分の席から見えない席に)いる
なと思ってたが、帰りがけに見るとホームレスだった。
「ここのはうまい。ここのタンメンはサイコー。」
店員が持ってくると「ありがとねー」を何回も。
「皿洗いの仕事ねえか」
「最近仕事こねーんだよ」
「ねーかなあ、ちゃわん洗い」
「おれキレーに洗うから」
「悪い仕事はしねー。すばらしい男だから。だめか?」
「月4万円、毎日休まずくるから」
「ちゃわんあらいねーか、店長」
「月に4万だ。それ以上はいらん。キレーに洗うから。1日千円だよ。
 機械で洗うより安いよ。だめかなー。だめならしょうがねー。」
しかしあきらめていないようだ。
「4万円だったらいいだろー。たいがいの人なら首ふるよ」
「酒飲んでタバコすうやつはたちわりーぞー、気をつけろ」
恐喝かとみせかけてこんなオチ。
「すぐ、よたっちゃうからな。がはははは」