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問題な日本語

2005-07-19-4 [Book]
北原保雄 編 / 問題な日本語-どこがおかしい?何がおかしい?

各解説を読んでそれぞれの終わりの「ポイント」を読むと安心できます。
例えば「違かった・違くて」(形容詞「違い」)の用法について。
ポイント:現段階では、「違い」という形容詞は認められません。ただ、
「違う」は動詞と形容詞の境界にあるような語であるため、「違かった」
「違くて」という形が使われ始めていると理解できます。
安心〜。

その他、なるほど!と思ったこと:

- 「年齢」or「年令」? 「六歳」or「六才」?
  「齢」「歳」は正式なんだけど、小学校では習わない字。
  ゆえに小学生はやむなく「令」「才」のように略字で書く。

- 「ふんいき」に対して「ふいんき」(誤用)。しかし今後定着する可能
  性もあり。同じパターンで定着した例:あらた(新)→あたらしい、
  さんざか(山茶花)→さざんか

- 「すわ一大事」「いまわの際」「雨も降るわ風も吹くわ」「きれいだわ」
  の「わ」はそもそも「は」だった。「こんにちわ」も一般的になるかも。

- 「汚名挽回」は正しい。
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