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4ヶ月ぶりの読書会です。第11回。都内某所にて。前回は[2005-03-21-5]
今回は Steve McConnell の「ソフトウエア開発プロフェッショナル」
[2005-07-13-5]でした。

スティーブ・マコネル / ソフトウエア開発プロフェッショナル

ソフトウエアの開発は、予測可能、制御可能で、経済的に作ることができ、
管理も可能である。通常のソストウエア開発は、そうでない場合が多いが、
きちんと作ることも可能なのだ。本書は、急速に増えている専門家として
のソフトウエア・エンジニアリング、すなわち、高品質のソフトウエアを
低価格で作るプロの開発技術について書いたものである。
プログラム経験、開発経験のない人が読んでも
あまり面白くないと思います。
今まさにその場に置かれている人におすすめ。

プロジェクトメンバーの質、
つまり人の質に重きを置いている感じがします。
まあ底上げがないと何やっても機能しませんしね。


ソフトウエア・ゴールド・ラッシュという言葉が説明されています。
新技術の初期市場ではスーパー・プログラマが「作ってから直す」方式で
成功するわけです。ゴールド・ラッシュです。
その後、どんどん参入者が増え市場の要求が厳しくなっていくと
プロジェクトのソフトウェア・エンジニアリング的な側面が
重要になってきます。
要するにキャズムを越えたら、
きっちりやらなきゃ生き残っていけないよ、という話です。

今は書けませんがこの本を読んで、これまで関わってきた仕事を考えると、
思うことはたくさんあります。いつかまとめて書こうかと。