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マイケルムーア / アホでマヌケなアメリカ白人


選挙がらみの話は読む時期を逸した感じだけど、差別・教育などの荒廃の話が興味深い。

なるほどと思ったのは、保守的な政治家たちも自分や家族が犠牲者になるととたんに態度を変える、という話とそれを利用した対応策。
だから俺は考えた。この国で、病人に援助を与え、差別されている人間を守り、苦しんでいる人の人生をより良くするための方法はひとつしかない。権力を持つ者たちが、人生で考えうる最悪の病気、悲劇、環境に見舞われるように、一心不乱に祈ることだ。なぜなら、彼らが苦境に陥るや否や、俺たちすべてが救われる可能性が出てくるからだ。
(p.274)

追記050620: 米国内のパイロットの年収がすごく低く (初年度年俸$16800)、そういう生活の心配が必要そうな人が操縦する飛行機には乗りたくない、とも。
で、この本を電車で読んでるときにたまたま目に付いた雑誌のつり広告に「パイロット平均年収1700万、新興エアラインは半分」みたいなことが書いてあった。だいぶ違うなあ、と。
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