古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
Blog により個人が少量コンテンツを手軽に継続的に公開するという時代がやって来ました。マイクロコンテンツ[2004-07-03-3]の時代です。Blog によるテキスト・写真による情報発信に楽しみを見出した人たちが、次に興味を示すのはデジオ[2005-01-13-3]などの少量音声データでの情報発信でしょう。

そして次は、Webといったバーチャルな場からの情報発信だけでなく、リアルな場、実際に人を前にした情報発信に向かうはずです。
そう、「マイクロプレゼン」です。

このマイクロプレゼンは、技術系のイベントで導入されている Lightning Talk という形式が有名です。
<http://shibuya.pm.org/blosxom/common/lightning_talks.html> より:
Lightning Talks は60分もしくは90分の枠に、5分間のトークをつめこんだものです。
[...] 5分のトークなら、準備も簡単。もし失敗したとしても、すぐに終わるんだから気にすることはないんです。
[...]聞く人のリスクは大きくありません。トークがつまらなかったり、スピーカーがほんとに下手なスピーカーでも5分我慢すればいいのです。
(サンプル:[2003-10-18-3]

「ポジションペーパーによるプレゼン」という形式も知られています。
少人数のときには有効ですね。
<http://eto.com/d/0403.html#1-wx_JFWRdTXUHIYPZXc3g>
- ポジションペーパとは「立場表明書」を意味する。
- 参加者各自が現在の自分の立場をA4一枚にまとめ、配付する。
- それぞれが5分づつ、そのペーパーを元に発表を行う。
- 参加する全員が配付し、発表することが重要。あらかじめ人数分コピーする。各自がA4一枚の大きさ内で自分が今考えていること,みんなに伝えたいことをまとめて,それを全員に一枚づつ配付する.(名刺代りにもなっている.) こうすることによって,各自が考えていることをコンパクトに伝えられる.
(サンプル:[2004-06-05-1][2004-11-06-2]

昨年からこれらのマイクロプレゼンをベースにした技術系イベントが多数(というほどではないかもしれませんが)開かれています。
また昨年末「無敵会議」で知られる橋本大也氏主催の「各自が音楽にまつわる話を10-20分でプレゼンする」というプライベートなイベントがありました(私も参加させて頂きました[2004-12-21-3])。

何年後かにはテーマをより一般向けにしたイベントが開催されるようになるかな。小さなプレゼンを集めたイベント「マイクロプレゼンイベント」がトレンドになりそう。
しかし、とりあえず今年はデジオ的音声情報発信が定着する年かと。
まあ、そんな無難な予想でしめてみました。