日経新聞040515のコラム（宇宙物理学者池内了氏）より。
1988年イエローストーンで大規模な山火事が発生。
原因は森林管理当局が自然火災を徹底的に消しまくったから。

いっさいの山火事を積極的に消し止めたために、老齢な木が若い木に取っ
て代わられることがなくなり、枯れた草木や落ち葉が積もるようになった。
そのため、そこらじゅうに燃えやすい物が溜まっており、一回の落雷や一
本のタバコの火によって一気呵成に燃え上がる条件が満たされるようになっ
た。その、結果人間の制御が効かない大火災に発展してしまうのだ。

非常に教訓的ですね。

（追記：反論 <http://d.hatena.ne.jp/Ririka/20040701#p1>）