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東京現代建築ほめ殺し-「ウンコビル」から巨匠の代表作まで
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なんと言ってもウンコビル(アサヒスーパードライホール)。あれを毎日目にする人はどんな思いなのか気になるところ。一応「火の玉」のオブジェらしいですが。
紳士 「ウンコ」と呼ばれていることを、設計したフィリップ・スタルク氏は知っているのかな?
先生 知っているらしいというのを、何かで読んだ気がする。喜んでいたとかなんとかって(笑)。だから、スタルクは火の玉とかいってプレゼンテーションしたけど、内心、本人は、「これはウンコだぜ」と思っていたかも。
ぐはは。実際そうだったら痛快だろうな。こういう想像(妄想?)は楽しい。

コンクリート打ちっ放しの矛盾に関してなるほどー
紳士 コンクリート打ちっ放しは技術の差がほんとうに歴然と出るんですよね。施工が駄目な建築は数年で早くも表面がきたなくなってしまいます。
豪傑 黴が生えたり、苔が生えたりして。滲みができてるのも汚らしいよね。
先生 そもそもは、金持ちの住まいがゴテゴテと装飾に金をかけるのに対して、そういう装飾部分を剥ぎ落とした、労働者・プロレタリアートのための住まいを作るというのがモダニズムの本質でもあった。シンプルに素材を活かすためには、コンクリート打ちっ放しがよいという結論にたどりつくわけです。でも実はきれいにつくろうとすればするほど職人の技術が必要で、結果として高くついたりするんだ。
これをソフトウェア開発にあてはめるといろいろ語れそう。
しかし、今はやめておく。へへ

今まで意識せずにその前を通ったことのある建物がいくつも載ってて、今度通ったときはしっかり見てみようと思いました。