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ちょっと古いですが、日経新聞の 1/26 の記事より。
芦屋市が、ある地区を、車の通り抜けがしにくい迷路のような街にするぞ、という話 (3月完成)。住民の案を受け入れて、道路はカーブの連続、車止めのポール、公園が立ちふさがる、など徹底的に車を通りにくく。住宅街を通る道のうち、通り抜けられるのは線路沿いの 1 本だけ。「緊急時に難点はあるが、普段は車の騒音に悩まされず、交通事故も抑えられる」と。

会社の寮に住んでいたとき、寮の前の道は、狭い一車線にも関わらず車がビュンビュン通る恐ろしい道でした。たぶん抜け道マップにでも載ってしまったのでしょう。閑静な住宅街の道が、抜け道マップのせいで、ある日突然危険な道になる。困ります。

「クルマを捨てて歩く!」[2001-11-30-5]という本は、このような身近な交通問題についての分かりやすい入門書でもあります。著者は、大学で交通問題を研究としている方です。この本には、住宅街を抜け道カーから守るための取り組みがいろいろ紹介されています。例えばハンプ。この本で初めて呼び名を知りました。道路がちょっとだけ盛りあがっていて、車で高速で通過するとガクンと衝撃がくるやつです。確かにあれは効果はありそう。かなり嫌だもん。

杉田聡 / クルマを捨てて歩く! / 講談社プラスアルファ新書


この本の本来の主旨は「クルマを捨てると、いいこといろいろ!」です。
私はと言えば、NAIST(奈良)に居た頃は必要にかられて乗っていましたが[2001-10-30-3]、こっち(川崎)に移ってからはクルマなし生活です。
必要になったらまた乗るでしょうが、当面は現状のままでしょう。