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Emacs系エディタには、ツリー構造で文章を書くモードとして Outline-mode というのがあるのだが、ツリー開閉のコマンドを覚えなきゃいけないのが面倒臭かったので、アウトライナーに挑戦するたびに挫折していた。

で、今更だけど Outline-mode を拡張した Org-mode というのを知った。

いろいろと機能が増えているらしいんだけど、重要なのはタブキーだけでツリーの開閉ができること。これはコマンド覚えなくていいのですごく楽だ。とりあえずこれだけですぐに使い始めることができる。

あと、ツリーの移動は「M + 矢印キー」でこれも簡単。まあ忘れちゃってもカット&ペーストするだけだしね。

そもそもがプレインテキストなので操作を忘れても普通に編集すればなんとかなるってのがありがたい。

使い方などはこちらをどうぞ:

- TODO リストとメモ書きにだけ Emacs を使ってみませんか? (Qiita)
http://qiita.com/akisute3@github/items/8e45d97abc2d4fce8780

- Emacs org-modeを使ってみる: (1) インストール (屯遁のパズルとプログラミングの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tamura70/20100203/org

- Org mode for Emacs: あなたの生活をプレーンテキストで
http://orgmode.org/ja/

- OrgMode/Manual1 - Org Mode4.60 マニュアル1
http://hpcgi1.nifty.com/spen/index.cgi?OrgMode%2FManual1

自分用メモ


特殊表記:
"*","**",...見出し。
"-"," -",...リスト。"+" や "1." なども。

よく使いそうな操作:
TAB現在のツリー表示を切り替える。
S-TABツリー全体の表示を切り替える。
C-c C-n/p見出し上下カーソル移動。
M-↑, M-↓項目の上下入れ替え。
M-←, M-→項目の深さ変更。
C-c C-tTODOタグの挿入。"TODO"→"DONE"→"" のサイクル。
S-←, S-→TODOタグの挿入
C/M-RET次の見出し/リストを挿入。
M-S-RET次のTODOを挿入。

テーブル:
"|a|b|c|"表記。
TABセル移動、整形。"|-" TABでボーダー。
C-c |TSV,CSV領域をテーブルに。C-SPC 二回でリージョン決めて

簡単な表計算ができるのも便利、というかすごい:
C-c +リージョン内の数値の合計(C-y でペースト可能)
C-c }行名、列名の表示ON/OFF
C-c =行に対する計算式入力。 Ex. vsum(B&..D&)
C-u C-c =列に対する計算式入力。 Ex. vsum(@2..@4)
C-c C-c再計算
(ref. Emacs org-modeを使ってみる: (4) 表計算)

変更履歴


追記150717: 大幅に加筆修正。
この記事に言及しているこのブログ内の記事