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iOS5 で登場したApple純正アプリ「リマインダー」がTODO管理ツールとしてとても便利で登場以来ずっと使い続けている。

リマインダー, iPhone 4S
(↑iPhone 4S のリマインダー)

もともとオンラインでのTODO管理は、項目別に登録するタイプはいろいろと面倒そうだったので、Simplenoteで1つのテキストファイル(ノート)に項目を改行で羅列する方式で運用していた[2010-11-18-3]。しかし、この「リマインダー」は項目別登録の面倒くささをものともしない出来の良さなので(おおげさ)さっくりと乗り換えて今に至る。

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iCloud を設定すれば「黄色いメモ」[2013-01-16-1]と同様、Mac OS X, iOS, ウェブブラウザでシームレスに利用できる。つまり、どのデバイスでも同じTODOリストを管理できる。つか、これができないTODO管理ツールは無意味(ただし特定の場面でのみのTODO管理はのぞく)。

リマインダー, Mac OS X
(↑Mac OS X Mountain Lion のリマインダー)

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そもそもリマインダーであるので日時を設定すればお知らせしてくれる。毎週・毎月などの定期的な項目も登録できる。日時設定しなければ普通のTODO。

よく使うのが、
- 会社帰りにやるべき項目(買い物など)を退社時間前に設定しておく、
- お出かけの際に忘れてはならない物を出かける時間前に設定しておく、
など。

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複数のタブに分かれており、プロジェクトや場面ごとに項目を分類できる。
- 今は「いつかやりたいこと」「Blogに書きたいこと」「毎月・毎週やること」などでタブを分類している。
- 「今日」というタブがあり、その日に登録されている項目が表示される。ここで新規項目を登録するとデフォルトで数時間後に日時設定される。つまり、デフォルトが「もうちょっとしたら知らせてくれ」なわけで、これがかなり便利。

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iCoud だけでなく Exchange や Google とも連携する。
- 私の場合、職場 PC の Outlook での項目と同期している。会社でやるべきことを自宅にいるときに iPhone で登録して、該当する時間に会社のデスクトップPCでリマインダーを出すことができて便利。
- Gmail の Notes とも同期できる。「メール/連絡先/カレンダー」の設定が必要。

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何年も先の長期リマインダーの設定も可能。ドメイン期限切れトラブルに悩まされてきたけど[2005-03-10-3]、このリマインダーで数年先に項目を登録すれば大丈夫。iOS アプリでは選択が面倒なので(ひたすら回さないと選べない)、Mac OS アプリで設定するのがおすすめ。

何年も先のリマインドって当然サービス終了のリスクがあるので、このリマインダーだけでなく Google カレンダーにも登録してリスク分散すればOK。10年先くらいなら Google か Apple のどちらかは健在だろうし。