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献本頂きました。ありがとうございます。

梶山寿子/ 35歳までに知っておきたい最幸の働き方

2008年のリーマンショック、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故をへて、時代は大きく変わった。
経済成長を追い求める生活に疑問が生まれてきたいま、
どんな働き方、生き方が求められるのか?
どうすれば最高に幸せな働き方ができるのか?

「短い時間でできるだけ効率的に働くべきだ」
「大企業に勤めるのはがいちばん安心だ」
「言われたことを器用にこなせる働き手をめざすべきだ」
「出世して、よりたくさん稼げるようになりたい」
──こんな仕事の常識が、いま大きく変わりはじめている。
これまでの常識では「バカじゃないか」と思われるような生き方にこそ、これからの時代の幸福のヒントはある。

トップビジネスマンたちへの取材を重ね、
激動の時代を生き抜く新たな仕事のあり方を読み解いてきた著者がまとめた
新しい時代の幸福をつかむための仕事論、人生論。

「最高の働き方」ではなく「最幸の働き方」。

物質的な豊かさを求め物欲マックスでお金を稼ぐことを目的とした働き方ではなく、「やりがい」「おもしろがる」「利他的」などをキーワードに人生を豊かにするための働き方を紹介する本です。ダニエル・ピンクやゲイリー・ハメルなどから新しい働き方についての知見が引用されていたりと、このテーマの知識を得るにも良いかと思います。

表題に「35歳までに」とありますが、年齢は関係ないですね。むしろ35歳未満だとお金第一な人はあまりおらず、やりがいを追究しすぎて低賃金でワーキングプア寸前みたいな人が多い気がしてしまいます(ネットの見すぎ?)。むしろ安定した生活に必要なお金を稼ぐことを第一目的とし、そこで落ち着いたら「やりがい」などの追究を始めるくらいが良いかと思います。

すでに稼いでいる人ならばお金が全てではないってのは真実でしょうが、やはりある程度の金額まではお金が全てです。まずは自分の中でそこの線引きをしてから。
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