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  • 薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術 (大和出版) | 南 和繁
    グッドデザイン賞受賞・ミニマリストから絶大な支持を誇るアパレルブランドabrAsus代表の頭の中をついに初公開! ミニマリストとは単に「ものを持たない」人のことではありません。その本質は、最小限必要なものだけで、最高に充実感のある人生を目指すことにあるのです――本書では、ミニマリスト的な思考で数々の成功を収めてきた気鋭の経営者が、誰でも即実践できる豊富な具体例とともに、無駄な仕事、時間、ストレスを捨て、自分に最適化した人生をつくりだす秘訣をお伝えします。「常に“やらなきゃいけないこと”に追われ、キャパオーバーになっている……」「人一倍努力しているはずなのに結果が出ない……」「仕事に情熱を持てない。毎日がつまらない……」もし、このような悩みを抱えているのであれば、ぜひ本書をお読みください。明日から、あなたの24時間の価値が劇的に高まり、仕事、さらには人生が好転していくことをお約束します。

考え方、信条、行動原理がわかります。
真似できないことが多いけど、少しは取り入れられそうなこともあるので、そういうのはじわじわと。
ただ、ミニマリスト(南流仕事術)も突き詰めると超人とか仙人になっちゃう。
そして、南さん的なミニマリストなポジションもそんなに多くない気もする。
なので、目指すのは部分的ミニマリストかなあ。

表題にもある「薄い財布」と私の関係について。


新春ポッドキャスト2010の収録のときに橋本大也さんから「abrAsus 保存するメモ帳」をいただきました。
ブログで紹介したらちょっと話題に。
その後、abrAsus から、名刺入れと薄い財布を追加でいただきました。


このミニマリスト指向はかなり衝撃でしたが、財布内の断捨離が強制的にできて良かったです。
しばらくメインの財布として使用。
その後同じ思想の「小さい財布」を使用。


「財布からカードを断捨離!」とか言っていたのですが、子供連れで出かける場面が多くなるとそうも言ってられないことも多くなりました。スマホですべて済ませるわけにもいかず。

結局「薄い財布」「小さい財布」は出張用となりました。
旅先では誰でもミニマリストになれます。
会員カードもポイントカードも作らない。
旅先なら当たり前。
まさに部分的ミニマリストです。

なお、今使っている財布は、同じアブラサスの「ツインズ財布」。
これ、無茶苦茶便利です。


一人二役なら財布も二役対応が必要だよね、というコンセプト。
ポケットが4つ(小銭x2、お札x2)あって、仕事用の財布とプライベート用の財布が一つ財布にまとまるのです。
ミニマリストとは遠ざかりますが、こういう立場ならばこれが最適な部分的ミニマリスト解決策かと。

とはいえ、私の使い方はちょっと違って、飲食系の株主優待を入れて使っています。
株主優待券ってお札と一緒にすると嵩張ったりするのでわけてしまいたいじゃないですか。
でも、財布と別なとこにあるとレジで使う時にうまく出せなかったり。
ということで、お札と株主優待券をそれぞれ別のポケットに入れて管理。
この使い方もすごく便利。

さて、本の話に戻って。
コミュニケーションもミニマリスト指向なんだけど、良好な関係を築くことに時間を使う話は納得。
人となりを知ることでコミュニケーションコストが格段に下がる。
良好な関係があればチャットやメールでのやり取りもミニマムにできる(決裁返信も「OK」だけで済む)。
特にこのコロナ禍ではこれ重要だと昨今強く感じています。
オンラインのやりとりだけど、以前にオフラインで一緒に仕事したことある人とはスムーズ。
そうでない場合は1on1ミーティング重ねたりが必須だなあと。

ということで、まとめ。
ここまでやるのか!という驚き多くて、面白い本でした。
南さん自体が面白い人なので語録が面白いのは当然。
とはいえ、南さんを目指してはいけない。
目指すのは部分的ミニマリスト。
以上です。


ポッドキャスト「ツイてるブッククラブ」で感想を述べております。