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献本いただきました。ありがとうございます。

多田健次 / 仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法

本書では、「心・時間・環境」の3つをコントロールすることで、毎日楽しく勉強を続ける方法を解説します。
著者は資格試験(公認会計士講座)の超人気講師、多田健次氏。
「勉強を邪魔する問題行動との付き合い方」「時間対効果を上げる33分サイクルメソッド」「フィードバックがもらえるしくみ」など、長年の指導経験と、講師業の合間をぬって難関資格を取得した自身の体験から編み出した、実践的なテクニックが満載です。

勉強が続く「しくみ」を作る、つまり心・時間・環境をコントロールする仕組みを作ることが重要。勉強に特化した「目標の立て方」「時間配分方法」「挫折しない環境」などが解説されています。

時間配分に関しては、時間を9種類に分けて勉強の流れを作る話が分かりやすかったです。勉強時間というのは仕込みの時間も含まれているわけで、むしろそっちが重要だったりするんですよね。
【朝時間】前日に勉強した内容を10分で復習。前夜に復習したい個所に付箋、メモした内容をパラパラ見る、など。
【ランチ時間】まずは午後以降の仕事のプランの再確認。それから勉強。
【すきま時間】すきま時間は基本的に暗記。
【がっつり時間】すきま時間での暗記資料を作る。
【ながら時間】潜在意識にうったけかける。音など。
【ブロック時間】邪魔の入らない時間を確保。全体の目標勉強時間の3割。
【リラックス時間】リフレッシュ!エネルギーをチャージ!
【マージン時間】早めの行動をこころがけ、あまった時間は「すきま時間」として勉強にあてる。
【睡眠時間】ちゃんと寝ましょう。

勉強量は「勉強をスタートする回数」が多いか少ないかによって決まるという話。当り前のことですが身に染みます。せっかくすきま時間があってもだらだらしちゃいがちだけど、「まずとりかかる」という回数を増やさないとね。

あと、「33分サイクルメソッド」はさっそく実践しようと思いました。だいたい30分で一区切りとし、そこまでの勉強内容を3分で振り返るという流れ。要するに細かく復習をしながら先に進んで行くわけです。まずは一気に進めちゃえ、と急いじゃいがちなので確実に足元を固めながらやっていきたいと思います。

33分サイクルメソッドには時間管理用タイマーの定番「TANITA バイブレーションタイマー」[2012-03-07-4]が便利かも!
TANITA バイブレーションタイマー24時間計 クイック TD-370