【書評・感想】セルフパブリッシング狂時代 - 紙の代替ではなくウェブの延長としての電子書籍(第二版)
2013-02-13-1
[BookReview][Kindle]
昨年読んだKindle ストア本「セルフパブリッシング狂時代」がアップデートにより第二版になってました。一度買うと改訂版もその都度読めるのは電子書籍ならでは。
しかも、中身が倍増してました。「これって別の本として出してもいいんじゃない?」とか思いつつ、再読しました。Kindle 出版に関する実践的なヒントが増えていました。いろいろと参考になります。
■佐々木大輔 / セルフパブリッシング狂時代 - 紙の代替ではなくウェブの延長としての電子書籍 [第二版] [Kindle版]
目次(加筆分):
しかも、中身が倍増してました。「これって別の本として出してもいいんじゃない?」とか思いつつ、再読しました。Kindle 出版に関する実践的なヒントが増えていました。いろいろと参考になります。
■佐々木大輔 / セルフパブリッシング狂時代 - 紙の代替ではなくウェブの延長としての電子書籍 [第二版] [Kindle版]
著者は本書のなかで次のように予言する。
「紙とは違った、電子書籍ならでは(スマートフォンやタブレットPCならでは)の作品に対するニーズが顕在化してくる」
「そのニーズにあわせて素早く、かつ大量に作品をリリースし続ける個人出版作家が登場し、彼ら彼女らが、電子書籍の市場を大きく育てていく」
個人出版元年の2012年と、ブログ元年の2003年を比較することで見えてくる「出版(Publishing)」の未来とは?
目次(加筆分):
5. 増補 : 個人出版の電子書籍の値付けについて考えておくべき9つの論点
- アフィリエイターの利益まで考える
- 紙の本の印税を考える
- 文庫本の値段を考える
- ボリューム(文字数)による値ごろ感を考える
- 海外の最低価格も考える
- 安すぎるとちゃんと読んでもらえないのでは?
- 安ければ安いほどいいのでは?
- 高くてもまったく問題ないのでは?
- koboのことも考える
6. 増補 : ダイレクト出版本を無料で宣伝する7つの方法
- まずは「Amazon」
- やっぱり「ブログ」
- もちろん「Twitter」も
- それを「Togetter」でまとめる(まとめられる)
- 整ったら書評サイトにタレコミ
- 飽くまでも利用者のために「NAVERまとめ」でまとめる
- やらないよりは「hon.jp レジスター」
7. 増補 : 続々登場する“セルフパブリッシング狂”
- 電子書籍生まれの作家
- 藤井大洋
- 山田佳江
- ヘリベマルヲ
- 忌川タツヤ
- 代々木犬助
- ブロガー出身の作家
- 広瀬隆雄
- 関根元和
- 電脳くらげ
- 小林啓倫
- 数多久遠
- 大石哲之
- 安田理央
- 同人・コミケ・文学フリマ出身の作家
- 日野裕太郎
- 牟礼鯨
8.第二版のためのあとがき
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