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ITメディアエンタープライズの連載の書籍化。リーダー論のきっちりとした解説本ではなく、こういうときにこうしたら良かった悪かったという事例ベースの本です。

小俣光之, 鈴木麻紀 / ドジっ娘(こ)リーダー奮闘記


連載の方は読んだことがなかったので新鮮な気持ちで楽しめました。

新規チャレンジについてのアドバイスが私の考え方と同じだったので引用:
一気に大きな目標に向かいすぎると、途中で息切れしてしまう。最終目標は高く遠いものでもいいけれど、まずは具体性の高い目標を目指すんだ。そして「行ける」という見込みが出るまでは、あまり風呂敷を広げすぎないようにな。広い意味で周りに借りを作りすぎると、失敗したときに返すのが大変になってしまう。
大きなことをやるためには、説得力が必要だ。それには実績を見せるのが1番。いきなり夢のような話をしたって誰も相手にしてくれない。たとえ小さくても実績をきちんと積み重ねていくこと、それもチャレンジの大切な過程なんだよ。
(p.116)
いや、ほんと。
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