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今年度も高校で単発の授業をする予定なのですが、そのための研修の一環として実験教室を見学。
洗足池そばの中学校にて。
夏休みなので希望する生徒のみ参加。

紙オムツで使われる吸水性ポリマーで燃料電池を作る実験。

解説


水に電気を流すと水素が発生する。
そして、水素を使うと電気がおこせる。
なので、水素をためると電池として使える。

しかし、水に電気を流す方法だと水素をゲットしようにも気体が逃げてしまう。
そこで、登場するのが紙オムツに入ってる吸水性ポリマーの白い粉(ポリアクリル酸ナトリウム)。
水だけでなく気体も閉じ込めることができる。
つまり電池になりうる物質である。

実験


コップに粉と水をいれる。
どろどろになり、最後はゼリー状に固まる。
エンピツの芯を2本突き立てる。
その芯をコードで電池とつなげる。
実験

泡が出てくる。
水素が芯の周りに泡としてたまる。
実験

コードから電池をはずし、電子オルゴールにつなぐ。
蓄積された水素で電流が発生してオルゴールが鳴る。
実験

あくまで実験なので電池を使って水素をためているが、実際は太陽光発電・風力発電などの電流で水素をためて別途使うことになる。

昨年度の授業実績

- 高校で授業(1)[2009-11-11-2]
(千葉県松戸市:千葉県立 松戸六実高等学校)
- 高校で授業(2)[2009-12-14-3]
(千葉県松戸市:聖徳大学附属高等学校)