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日本語のローマ字表記についての私の考え。

仮名表記をそのまま変換したもので良いと思う。基本的には訓令式(ヘボン式は嫌なんだけど自分の名前には仕方なく使ってる)。

例:
大野 oono, 小野 ono, 懊悩 ounou
鳥居 torii, 通 toori, 党利 touri, 鳥 tori

oh とか上に ^ が乗ってる o とか言いだすから混乱する。発音なんて、中国語のピンインやハングルのローマ字表記みたいにその言語個有でいいじゃん。ローマ字表記って別に発音記号じゃないんだし。実際にかな漢字変換を使うときはこうやって入力してるわけだから、これを使うってのは自然かと。

しかし、人によって入力アルファベット文字列が異なるのが問題。で、ざっと何人かに仮名をどのように入力しているかを聞いてみた。嗜好や入力のしやすさによりいくつかバリエーションが。

訓令式ヘボン式
sishi
tichi
tutsu
hufu
ziji
じゃ行zyaja
しゃ行syasha
ちゃ行tyacha

キーボードのキー配置やIMEの違いが影響しているかもしれない。

  • 「し」「ち」「つ」はヘボン式に慣れてるか否かですね。私は入力数の少ないsi,ti,tu派。
  • fuとhu。huの方がqwerty配列だと打ちやすいので私はこっち。SKKの人はShift押しながらだとfの方が楽らしい。
  • zyaとziだが、「じ」をziと打つ人は「じゃ」をzyaとする傾向が。私は入力文字数の少ないja派。それに引きずられてji派。
  • syとsh。shの方が打ちやすい気がする。私は両方使ってるなあ。
  • tyaとcha。カタカナ語だとchaなのかな。私はtya派。

まあ、統一への道程は長そう(というより無理)だけど、英語的な発音にあわせたローマ字表記ではなく、普段カナ入力に使っているようなローマ字表記が標準になったらいいな。訓令式で全て統一されるってだけでもいいや。

そう言えば、「けにゃ」(kenya)を変換するとちゃんと「健也」になります。また「いにょう」(inyou)を変換すると「引用」になります。さすがMSIME。きめ細かいフォロー。しかし「けにち」(keniti)は「健一」にはなりません。「毛に血」です。こわ!
ref. <http://chalow.net/kuttukibbs.cgi?id=2004-05-28#4>