受託開発の極意
2008-07-02-2
[BookReview][仕事]
献本頂きました。ありがとうございます!
■岡島幸男 / 受託開発の極意
どういう本かというと:
かなり実践的な本です。
経済的に Win-Win に、かつ、
職人的にきっちりしっかりプログラムを作り上げるには、
全体の流れの把握と現場のノウハウが重要なのですね。
受託開発はやったことないし、
これからもやることはなさそうな私ですが、
この本はそういう人にとっても
「ソフトウェアができるまで」という実際の流れを疑似体験でき、
非常に有益だと思います。プロジェクトの一部に関わるだけにしろ、
全体を俯瞰するのは必要ですしね。
この本の後半は、
人と組織を変えていくという自己啓発的な話です。
組織を変える話は、古くて大きくて低下気味で
年齢構成比バランスが上に肩よりすぎなところでは難しすぎて、
意欲ある人は結局は飛び出しちゃうかも、と思いました。
実際そういう事例が多いしね(つまり「コンセンサスのコストが高い
(p.164)」、というか高すぎな例)。
あと、こんな話が:
ネガティブから抜けられないくらい疲弊する前に!
ref.
- TECH-moratorium : テクモラトリアム
http://d.hatena.ne.jp/HappymanOkajima/
(著者のブログ)
- WEB+DB PRESS Tech Meeting [資料&動画]|gihyo.jp
http://gihyo.jp/event/2007/tech-meeting/data
(著者によるプレゼンの動画あり)
- WEB+DB PRESS Tech Meeting に行ってきました[2007-12-20-1]
■岡島幸男 / 受託開発の極意
どういう本かというと:
この本は受託開発という仕事を全部自分でできるようになるための一人でできるもん!を目指す感じです。
手ほどきです。(p.19)
かなり実践的な本です。
経済的に Win-Win に、かつ、
職人的にきっちりしっかりプログラムを作り上げるには、
全体の流れの把握と現場のノウハウが重要なのですね。
受託開発はやったことないし、
これからもやることはなさそうな私ですが、
この本はそういう人にとっても
「ソフトウェアができるまで」という実際の流れを疑似体験でき、
非常に有益だと思います。プロジェクトの一部に関わるだけにしろ、
全体を俯瞰するのは必要ですしね。
この本の後半は、
人と組織を変えていくという自己啓発的な話です。
組織を変える話は、古くて大きくて低下気味で
年齢構成比バランスが上に肩よりすぎなところでは難しすぎて、
意欲ある人は結局は飛び出しちゃうかも、と思いました。
実際そういう事例が多いしね(つまり「コンセンサスのコストが高い
(p.164)」、というか高すぎな例)。
あと、こんな話が:
私もかつては「ついてない」という言葉を連発していました。ツイてる!ポジティブ!前向き!
しかし、この言葉を発するたびに自分がますますついていない気分になって
イライラすることに気がつきました。自分ではなく、ほかの誰かのせいにしても
何も解決しないのです。最近はこの言葉を封印すべく努力しています。
おかげでトラブルが発生しても冷静に対応できるようになった気がしています。
(p.146)
ネガティブから抜けられないくらい疲弊する前に!
ref.
- TECH-moratorium : テクモラトリアム
http://d.hatena.ne.jp/HappymanOkajima/
(著者のブログ)
- WEB+DB PRESS Tech Meeting [資料&動画]|gihyo.jp
http://gihyo.jp/event/2007/tech-meeting/data
(著者によるプレゼンの動画あり)
- WEB+DB PRESS Tech Meeting に行ってきました[2007-12-20-1]
この記事に言及しているこのブログ内の記事