ヒューマン2.0-web新時代の働き方(かもしれない)
2007-01-11-2
[BookReview][仕事]
■渡辺千賀 / ヒューマン2.0-web新時代の働き方(かもしれない)
シリコンバレーでの働き方、ライフスタイル、考え方が
サクサク読めるライトな感じで解説されています。
シリコンバレー話は、梅田望夫さんの本やその他ネット上での情報
でいろいろ見聞きしているのですが、この本はそれらが分かりやすく、
読みやすくまとめられてます。
IT系な人は一度目を通しておくことをおすすめ。さくっと必読。
以下、読書メモ:
シリコンバレーはギークがギークだからこそ金持ちになれる場所とのこと。
立ち上げ時ならリスクに見合ううまみはあるよなあ。
それと宗教的境地の話だけど、日本のすごい技術者たちは(略)。
シリコンバレーは言わば一つの会社という話になるほどー。
職級もあるていど標準化されているし、
前の会社での働きぶりなどがずっとついてまわる。
人脈ネットワークが重要ですね。
お金の話(p.105-)。
エンジニアの平均基本給(2006年半ば時点):
新卒の技術系初任給:
日本と比べるとかなり良いけど、シリコンバレー界隈の物価はものすごく
高いとの話もあり。あとこんな話も。どうなんだろう。
この本の「ベンチャー」と「中小企業」の定義によると「はてな」は
ベンチャーではなく中小企業か。(p.49-)
最後にこれ。なんか納得。ブログの読者コメントだそう。
ref.
- Chika Watanabe/渡辺千賀 http://www.chikawatanabe.com/blog/
著者のブログ。
- ogijunのあとで書く日記 http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20061206/p1
今回はここ経由。
シリコンバレーでの働き方、ライフスタイル、考え方が
サクサク読めるライトな感じで解説されています。
シリコンバレー話は、梅田望夫さんの本やその他ネット上での情報
でいろいろ見聞きしているのですが、この本はそれらが分かりやすく、
読みやすくまとめられてます。
IT系な人は一度目を通しておくことをおすすめ。さくっと必読。
以下、読書メモ:
シリコンバレーはギークがギークだからこそ金持ちになれる場所とのこと。
普通ビジネスが大儲かりすると、金融関係者とか経営人材とか、ストックオプション万歳!
そういうちゃっかりした人たちが金持ちになり、価値の大本を生み出した
ギークたちは、
「好きな技術の仕事をさせていただいてありがたい」
という宗教的境地に陥るよう洗脳されがちである。そういった
プロジェクトX的パラダイムと一線を画するのが、
「ギークでも、いや、ギークだからこそ金持ちになれる」
という仕組み。その名はストックオプション。 (p.45)
立ち上げ時ならリスクに見合ううまみはあるよなあ。
それと宗教的境地の話だけど、日本のすごい技術者たちは(略)。
シリコンバレーは言わば一つの会社という話になるほどー。
職級もあるていど標準化されているし、
前の会社での働きぶりなどがずっとついてまわる。
人脈ネットワークが重要ですね。
お金の話(p.105-)。
エンジニアの平均基本給(2006年半ば時点):
フェロー | $160,000 |
プリンシパル・エンジニア | $145,000 |
スタッフ・エンジニア | $115,000 |
エンジニア | $80,000 |
学士 | $65,000-70,000 |
修士 | $70,000-80,000 |
博士 | $80,000-90,000 |
高いとの話もあり。あとこんな話も。どうなんだろう。
そもそもシリコンバレーの給料は、「一生の間に一線で働けるのは二〇年
もないかも」という想定のもとに高めになっている。(p.150)
この本の「ベンチャー」と「中小企業」の定義によると「はてな」は
ベンチャーではなく中小企業か。(p.49-)
シリコンバレーのいいところは「互いに理解できないのは当たり前」良いよね。
という前提が暗に共通認識となっていること。 (p.68)
ラッキーになるためにはどうすればいいか。これには、「ラッキーなふりこれはツイてる!
をする」のが鉄則。まずは形から。調子が悪くても、大きな不運に遭遇し
ても、なるべくそれを人に言わない。それで「いつもこの人はラッキーだ」
と思わせておくと、だんだんツキがまわってくるようになる。 (p.173)
最後にこれ。なんか納得。ブログの読者コメントだそう。
なんかシリコンバレーで働く人って、海賊みたいですねー。 (p.181)
ref.
- Chika Watanabe/渡辺千賀 http://www.chikawatanabe.com/blog/
著者のブログ。
- ogijunのあとで書く日記 http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20061206/p1
今回はここ経由。
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