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読書進化論

2008-11-05-1 [BookReview]
読書進化論というよりも、出版進化論ですね。
勝間和代ファンブックでもありますね。
私はなんだかんだと楽しめた本なのですが、
「勝間和代?だれ?」という人は
「なんのこっちゃ」と思う内容かもしれません。

勝間和代 / 読書進化論 - 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか -


で、内容ですが、勝間和代氏による、
ウェブ時代における、「本」というものについての話です。
読む、書く、売るの三つが軸となっています。

ここでは、今、私が一番興味を持っている「書く」ことについて、
今後の参考にしようと思う
『勝間式「相手がわかりやすく読みやすく書く」ための4つの技術』
(p.135) と私のブログの関係を考えてみました。

技術(1): 「自分の事例」「アンソロジー形式」を利用して親しみを持たせる

要するに、具体的に書く、と。自分の経験があればそれを書き、
それがなければ、または公開できなければ他の人の経験をいくつか書く。
わかりやすい事例や体験がないと、読み手が概念をうまく想像できないのです。

私のブログ記事でいうと、
- 最初から気合いを入れると続かない[2008-06-04-1]
- 「喫煙マナー」は身内だけではなく周りの人にも配慮して[2008-10-06-1]
とかかなあ。
どちらも一つだけでなく、二つの実体験か事例を含めています。

技術(2): 「役に立つフレーズ」を必ず入れ、読書だけに体験を閉じない

引用したくなるような「決めフレーズ」が欲しいですね。
要約でもあり、内容を想起させるリマインダーでもあるフレーズが重要。
一冊の本を書いたときに、すべての内容を相手に覚えてもらうのは
不可能ですが、「読んでよかったな」と思ってもらうためには、
ひとつでも、ふたつでも、心に残ることばがあることが大事だと思います。

私のブログ記事でいうと、
- はてなブックマークは誹謗中傷行為の温床か?[2005-11-24-2]
- 調べれば分かることを調べずに済ますこと...[2008-07-13-1]
とかかな。
最初か最後にまとめの一文があるパターンです。
まあタイトルが決めフレーズに、ってのが王道でしょうねえ。

技術(3): 「共通体験」や「流通していることば」を使って行動を促す

読者がアクションを起こしたくなる書き方が重要です。
目標を明日にできる行動に落として明示することが重要です。
とはいえ、これって難しいよなあ。
下記の記事はこのブログでの人気記事なのですが、
そういう要素があったから人気があったのかも。
- MEDIA PASS! で CD をコンパクトに収納![2007-08-18-2]
- ビジネス英会話がネットで無料で聴けるようになってた[2007-09-11-2]

技術(4): 「コンテンツ力」と「編集力」で進化していく

おもしろいことを書くには、自分でおもしろいことを経験して
ネタ(コンテンツ)を蓄積しなきゃね。

ということで、4つの技術でした。
今までも自然にやってたところもあるけど、
今後はいろいろと意識してみようと思います。
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