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本田直之 / レバレッジ・リーディング


著者は「読書は投資活動である」と潔くワリキリ。
しかも、非常に割の良い投資であり、投資に対して利益が100倍、と。
数字はともかく、読書ほど格安な投資はないのです!

「忙しくて読むヒマがない」という意見に対しては、
「本を読まないから時間がない」のである、とバッサリ。そのわけは:
ビジネス書には、努力の末に成功した人がその知識やノウハウを
書いたものがたくさんあります。[...]
本を書いた人が何年も何十年もかけて体得したノウハウを、
わずか一冊の本を読むだけで手に入れることができるのです。
そのうえで自分なりの工夫を加えれば、早く、少ない労力で、
成功にたどり着ける。その結果、時間の余裕が生まれるというわけです。

「読む技術」の解説がいろいろと書かれています。速読よりも多読。
[...]多読とは、無駄な部分を切り捨てる技術といえます。
情報の取捨選択能力を高め、必要な箇所以外を読まないことで、
読書時間が短縮できます。[...]
 これは誰にでもできる、簡単な読書法です。マスターするのに
特別な技術は一切ありません。
ポイントは、
- ハズレをひかないようにしっかり本を探す・選ぶ。
- 目的を持って読む。
- メモして、自分の中にに刷り込む(本の抜粋を作って、持ち歩いて読む)。
などなど。

著者は「電子読書メモ派」。私も電子読書メモ派ですが[2003-12-15-4]
著者の方法は、より効率的に活用できるやり方となっています。
具体的な解説が非常に参考になります。

あと、著者の書籍代。年間100万円弱。手取りが少ないときには収入の10%。
ふむふむ。

聖幸さんが、本書で推薦されてる本をリストアップしていたので
リンクしておきます。
- レバレッジリーディングで推薦されてる本
  http://astore.amazon.co.jp/book2ch-22?node=145
  (via http://blog.zikokeihatu.com/archives/001170.html)