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- フランクリン自伝 / 岩波文庫
  - むむむ、こりゃすげー。カーネギーなんて読んでいる場合じゃなかった。「すべてのビジネス人、必読!」とか帯をつけて売るべし。

- ゾマホン / ゾマホンのほん
  - 実家にあったので読んでみる。明治の始めのころの日本人もこんな志しだったのであろう。

- 村上春樹 / やがて哀しき外国語 / 講談社文庫
  - なるほどと思ったので引用:「四十を越して、この先どれくらいの有
    効年月が自分のために残されているのかということがそろそろ気になっ
    てくると、スペイン語やトルコ語の動詞活用をやみくもに覚えたりす
    るよりは、自分にとってもっと切実に必要な作業があるのではないか
    という気持ちが先にたってくる。そしてそういうことが気になりだす
    と、語学の勉強というのはなかなかできない。(p.173)」

- 土屋賢二 / われ笑う、ゆえにわれあり / 文春文庫
  - ちょっと前まで「通販生活」に連載されていたエッセイが面白かった
    のを思い出して、氏の著作を一冊買ってみた (これは通販生活とは関
    係ない)。皮肉や妄想の入り混じったマジメ風な風刺スタイルで、こ
    ねくりまわしがかなり痛快。
  - 「いい意味で」をくっつければ何を言ってもいいのか、といった議論
    がおもしろかった (p.179)。「いい意味で足が短い」とか「いい意味
    でヘンタイだ」とか。

- 中島孝志 / 極楽の超時間術 / ダイヤモンド社
  - 100 円ビジネス本。いまいち。

- 西村顕治 / 情報スーパー活用術 / ちくま新書
  - 100 円ビジネス本。5 年前の本。ネットや PC の環境ががらっと変わっ
    てしまっているなと感じる。メモについて書いてあるとこだけまとめ
    てみる。
    - どこへでも持って行く。メモの基本は「すぐに」書く。ポケットに
      入るというのが必須条件。同じメモ帳に仕事もプライベートも混在。
      紙はぜいたくに使う。一ページに一項目が原則。メモは豪快に使お
      う。
    - しょうもない会議では、自分が書いたメモを読み返す。不審がられ
      ない。メモを読むことで手軽に記憶をリフレッシュ。
    - パソコンで一番不向きなのはメモ。エディターなどが常時立ち上がっ
      ていればいいけど。
    - システム手帳のメモ用リフィルは使わない。メモがどんどん増えて
      収拾がつかなくなる。必ずはずして整理する必要が出てくる。はず
      すと粉失のおそれが。いつのだか分からなくなるおそれも。だから、
      メモ帳は別にして時系列で書き込む。

- その他、夏の読書キャンペーン[2002-08-30-4]関連 10 冊