最初はまったく反応がなかったが、そうした批判コメントを数回繰り返したところ、ある日、同じく私の「アンチ」をやっているであろう別の人から「褒め」られたり「共感」されたりするようになっていったのだという。そしてその時に、得も言われぬ嬉しさを感じたのだと彼は話した。「共通の敵をつくって、だれかと悪口を言い合うことがこんなに楽しいのだとはじめて知った」――と。