人気ウェブサイト「デイリーポータルZ」の編集長でありベストセラーシリーズ『死ぬかと思った』の著者である
インターネット界の奇才・林雄司が放つ“ゆるビジネス書"
・なるべくラクして仕事したい!
・プレゼンを適当に乗り切りたい!
・催促するのは気が重い!
・ネットで炎上したくない!
⇒そんなすべての会社員におくる77の裏技メソッド!
・社内より社外での評価をあげる
・相談はメールでもいいが、文句は直接言う
・プレゼンでは資料に突っ込む
・催促メールはしれっと書く
・会議はお菓子を食べながらやる ほか
「かっこいいビジネス用語言い換え辞典」&ウェブに掲載された人気記事も収録!
「ペリーがパワポで開国提案書を持ってきたら」
対面だったら笑いながら怒るとか竹中直人みたいなことができるのだが、メールはそういうニュアンスが伝えられないから不便である。説得力がある。まだ技術がそこまで進歩していないわけで。
(p.21)
なにか失敗したときの言い訳は「コミュニケーション不足」がいちばん汎用性が高い。
(p.36)
例えば、資料にはビジネス用語を使って景気のいい数字を並べておいて「ここにちょっと立派に書いちゃいましたけど、つまり僕らは露出を増やしましたということが言いたいわけですね」と話す。
これならプレゼン資料に書いてあることを読まないですむし、資料を先に配る場合、だーっと最後までめくって先に読んでしまう人がいても安心である。
(p.45)
オルタナティブとは、ひとつしかやり方がないと思っていたところに、新しい方法を見せることだ。「孤独のグルメ」 における「そういうのもあるのか」みたいな。
たとえば、カレー屋でカツカレーは魅力的だけど重いから普通のにするかと思ってポークカレーを食べてたらあとから来た客が「カレー カツ一切れ」と注文して「え、そういうのありかよ!」と思う、そのときの注文の仕方みたいなことである。
(p.54)
このサイト(注:デイリーポータルZ)がどうやって始まったか、そして続けるためにはどういうことを心がけているかを説明したい。どちらも一貫しているのは、力まない、である。
(p.74)